相続と不動産のページ

相続と不動産について

相続と不動産

画像の説明

相続対策=不動産対策と言われることがある程、その承継方法が相続の最も重要なポイントとなります。

なぜ不動産が原因で困るのか、揉めるのか、そして実際に不動産を相続する際に、どのような点に注意したら良いでしょう。


不動産は相続財産で最も大きな割合を占める

統計的にも相続財産の大半を占めるのが、金額が大きい不動産です。当然、相続全体に大きな影響を及ぼすことになります。

不動産は分割が難しい

不動産分割

預金や現金などは簡単に平等に分けることができますが、不動産そのものを平等に分けることは非常に困難です。複数所有している場合でも不動産に同じものはありませんし、ご自宅だけであっても、その分割をめぐって問題は起こりやすいと言えます。

また土地の分筆をする場合、
やり方によっては接道の問題や地形が悪くなるなど
                 資産価値にも影響するので要注意です。

※売却予定地や親子での共有など一部の場合を除き、不動産の共有分割は問題の先送りにすぎません。ますます複雑な結果を招くことになるので避けるべき方法です。尚、現在共有状態にある場合は、早期に解消することをおすすめします。

不動産は評価が難しい

分割をするにあたり、不動産をどう評価するかが問題となります。特に土地の場合は
「1物4価」といわれ、それぞれに評価の目的が異なった価格が存在します。

  • 固定資産評価額
  • 相続税評価額(路線価)
  • 公示価格・基準地価格
    (国や都道府県が公表している土地取引の指標的価格)
  • 実勢価格(実際の売買取引価格)

これらには大まかな水準があり、公示価格を100%とすると、路線価は80%、固定資産評価額は70%位といわれています。

不動産は納税に大きく影響する

相続税が発生する方ににとっては、不動産の評価(相続税評価額)の仕方、軽減特例の使い方、分割の方法や不動産活用等の事前対策などによって納税額に大きな影響を及ぼします。

賃貸物件建築は絶対に有効?・・・・・

画像の説明

不動産対策といえば賃貸物件の建築等による断片的な節税対策のみが先行している感があります。確かに節税という観点から、財産評価を下げるという意味では非常に有効な手段です。しかし相続税は少なくなったけど揉めてしまったら、納税資金が準備できなかったら、借入金の返済に困るようになったら誰も幸せになれません。また賃貸経営にはリスクも伴います。ですから必ずしも全ての人に有効な手段とは言い切れません。節税だけでなく相続全体と受け継ぐ方のこれからを見据えた対策が大切です。

相続対策の三原則※優先順
大切なのは優先順位!納税の必要ない方は分割対策だけ考えればOK

     1、分割対策→いかに争うことなく財産分けをするか。
     2、納税対策→納税方法、納税資金をどうするか。
     3、節税対策→いかに相続税を少なくするか。


境界確定測量

画像の説明

境界確定測量とは、土地の境界標を全ての隣接の所有者とお互いに確認し、境界線を決めるための測量です。相続に備えるうえでも、ご自分の土地本来の資産価値を確定させ、より安全な状態にしておくことは非常に重要なことです。

境界確定には全ての隣接所有者の協力が必要ですので、確定までに長期間かかることもあります。(場合によっては揉めてしまうことも)例えば売却には境界確定が必須条件ということは非常に多く、納税のための売却となると10ヶ月以内に全てを終了させなければならないことから間に合わないケースも多いのです。

土地を分けるために分筆する場合も境界確定が必須となります。見落としがちなことですが、次世代に大きな問題と負担を残さないようにお早めの検討が大切です。

最重要である不動産の承継を適切に検討するには、不動産関連知識や取引実務が不可欠です。相続と不動産、双方に精通した総合的な視点から、お客様にとって最善と考えられるアドバイス・サポートを行ってまいります。ビーライトにおまかせください。

◎ご要望、相続事情に合わせて不動産売却・有効活用等もサポート

例えば、分割や納税のために土地の売却が必要
空家になってしまった自宅を売却したい等

総合的にサポートいたします。

まずは専門家に相談を! 無料相談をぜひご活用ください。

画像の説明

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional