お盆だからこそ円満な相続のために

お盆だからこそ円満な相続のために

お盆休みの真っ最中です。連休を旅行・レジャー等で楽しむ方、故郷へ帰省される方など様々だと思いますが、ご先祖を偲ぶためのお盆は、なかなか普段は集まれないご家族・ご親族でも顔を合わすことができるときですね。これを相続という側面から見ると、きちんと相続について話し合える数少ない機会だと言えます。普段ではなかなか話づらいことでも、ご先祖を偲ぶお盆だからこそ皆で話し合えることもあるでしょう。やはり、そこは皆さんも意識されているようで、お盆の前後は当事務所においても相談件数がかなり増えます。内容は遺言作成や事前対策なども含めて様々なのですが、やはり多いのは相続開始後、時間が経過してきているが色々な事情によりそのまま放置しているというケースですね。「そろそろ何んとかしなければ」というご相談です。「お盆に兄弟が集まるから、そのときにいろいろ話をしたい」、「お盆に皆で話し合ったのだけど・・」という内容が多く、故人を偲ぶお盆は遺産分割を円満に進めるためのきっかけにもなっています。上記のように放置している場合は、時間が経てば経つほど問題が複雑化してきてしまいます。そして、お盆のときのような話し合えるきっかけを逃してしまうと、また日常に戻り、相続に対する意識も薄くなって、再び時間だけが過ぎていくということになってしまいがちです。その繰り返しで気づいたときにはもうどうにもしようがないということも・・・。
ですから、特に相続手続きがまだ済んでいない、話がまとまっていないというようなご家族がいらっしゃる場合には、このお盆で皆さんが集まった際に、ご先祖を偲ぶと共に、ご先祖の前で、円満な相続になるようにじっくり話し合われてみてはいかがでしょう。

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